出版:ガブのホントは教えたくない売れる”本”の秘密

活字離れのこの世の中、少女マンガは売れるけれど、出版業界は売れない時代。本をだしても採算が!!「売れる本」ってなんなんだろう?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鈴木 輝一郎氏の面白そうな本が出ていました。

鈴木輝一郎小説講座
もやっている
鈴木 輝一郎氏の面白そうな本が出ていました。
2013年のにもでた姉妹本といっしょに一読してみてください。
とくに作家志望者の場合・・・

何がなんでも新人賞獲らせます!: 作家の道をまっしぐら!!何がなんでも新人賞獲らせます!: 作家の道をまっしぐら!!
(2014/12/24)
鈴木 輝一郎

商品詳細を見る




新・何がなんでも作家になりたい!新・何がなんでも作家になりたい!
(2013/09/20)
鈴木輝一郎

商品詳細を見る

スポンサーサイト

文学新人賞をとれない3つのタイプ

文学賞、とりわけ文学新人賞をとれない応募作には3つのタイプがある。

と書くと、誤解されがちなので、ちゃんと注意書きを記しておきます。
ここに書くことは
小説新人賞ではなくて、文学新人賞の話題と考えてほしい。


1つ目は誰もが想像つくようにどうしようもない作品だ。
まず、応募者は今までに、文学と呼ばれる小説をせいぜい10冊くらいしか読んだことがない人で、
心理描写で、次のシーンに移るなんていうこともやってしまうタイプ。
もちろん、ストーリーの展開も工夫なく、単純に時系列で物語を書いたり、
一人称で書かれた主人公が何でも知っていたりするなんてことも
普通にあるタイプ。


2つ目は「”現代日本で文学者・文芸評論家とよばれている人たちが
求めている文学”を誤解している応募者が書いた作品」
だ。
これは応募者自身が入賞できない理由を理解するのがきわめて難しい。
だいいちこれらのタイプは入賞と紙一重であるにもかかわらず、
2次選考にも進まない。

このタイプの応募者は数百冊以上小説を読んでいて、
これは芥川賞作品タイプ、これは直木賞作品のタイプと個々の小説を分類でき、
しかも文章もそれなりにうまく、構成もよく、けっこうよい作品を作るのに
下読み段階で切り捨てられるのだ。

このタイプの応募者はどうしても 文学新人賞をとりたいなら
その賞の最近の受賞作を読何冊も読み
そこに出てきた主人公のタイプ、物語の進め方などなどを徹底的に分類し
それに近い作品を書くのだ。

もちろん、受賞後も読者から「ぜんぜん面白くない」とか「文学賞のレベルでない」などと
酷評されるが、文学新人賞をとるための一理塚とあきらめるしかなく、
次回作で評価をもらえばいいのだ。



そして3つ目のタイプは
「私」 に収束する作品を書いていないタイプだ。
このタイプの応募者は優秀な人もいれば、無能な人もいる。

文学新人賞のレベルでは
己の文学をうちたてるのではなく、
選者が求める文学にあわせるしかないのだ。

しかし、その路線をずっとつらぬくと
まったく売れない文学作品しか書けなくなるので
ご注意を。



冥土めぐり冥土めぐり
(2012/07/07)
鹿島田 真希

商品詳細を見る


共喰い (集英社文庫)共喰い (集英社文庫)
(2013/01/18)
田中 慎弥

商品詳細を見る

「文学新人賞の偏差値」から見る小説家希望者にとっての公募小説新人賞の選び方

2013.11.23 文学新人賞の偏差値=この賞をとったらどれだけ本を出せるかをランキングしてみた
というタイトルのブログ記事があって
読んでみたらけっこう面白かった。

「各文学新人賞の受賞者が現在までに出した小説の発刊点数を数えて、文学賞別に集計してみた。
(引用 引用元)」
ということなのだが、
数字でみると、推理ミステリー系が強く、次にミステリー系と純文学が順不同でならび、ライトノベルという感じになる。

公募小説新人賞のどれに応募しようか迷って
たいていの人は締め切りが近いもの、賞金が大きいもの、
受賞後次回作がだせそうなもので選ぶが、
そういった視点で選ばないほうがいい。

「自分がどんな作品なら書けるのか?」によって
応募する賞を決めるべきだと思う。


こんなふうに書いては失礼は百も承知だが

偏見かもしれないが、純文学系なら
私小説ぽい独白で病的なものでないと受賞はしない。
もちろん主人公の職業はアルバイトとかニートとかだ。
正業に就いていてはいけない。
主人公は毎日アルバイトに行き、家に帰り
母親と会話する。何もおきないし、何の変化もない
というものが、現在日本の究極の純文学賞受賞に
あいふさわしい作品なのだ。

たとえば、
ソルジェニーツィンの「収容所群島」のような作品を応募しても
今の日本の純文学系の新人賞では、かすりさえしないだろう。

自分の持ち味を生かせる新人賞に応募しなければ
どんなに文章がうまくて構成が良くて面白くても
受賞は無理なのだ。

このカテゴリーに該当する記事はありません。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。